「うちの子、本を読んでくれなくて…」
そんな声、よく聞きます。わが家の小学校低学年の息子は“読むのが好き”なタイプですが、ハマる本にはやっぱりムラがありました。
そんな彼が何度も読み返しているのが、この8シリーズ。
笑って、びっくりして、ワクワクして――気づけばページをめくる手が止まらない。
本がもっと好きになる“夢中の一冊”たちをご紹介します。
おすすめ児童書8選
かいけつゾロリ(原ゆたか・ポプラ社)
小学生男子の永遠のヒーロー!
いたずら好きのゾロリと、イシシ・ノシシのコンビがくり広げるドタバタ冒険物語。
ことば遊びが多く、声に出して読むとさらに楽しい!
ギャグ満載なのに、最後は「なるほど」と思わせるオチがあるのも人気の理由。

不朽の名作、かいけつゾロリシリーズ!
親世代が読んでいた本を、わが子も読んでくれるとなんだかうれしいですよね
ほねほねザウルス(ぐるーぷ・アンモナイツ/カバヤ食品)
恐竜×バトル×友情!男の子の“好き”が全部つまったシリーズ。
絵本と漫画の中間のような構成で、活字が苦手な子でも読みやすい。
バトルの臨場感たっぷりで、テンポよく進むから飽きない。
ようかいとりものちょう(大崎 悌造/岩崎書店)
江戸の町で妖怪たちを捕まえる!ドキドキの時代劇風ファンタジー。
怖すぎず、ちょっぴり笑えるシーンも多いので寝る前の読み聞かせにも◎
親も一緒に楽しめます。
つかめ!理科ダマン(シン・テフン/マガジンハウス)
「おもしろくて、ためになる」理科入門シリーズ。
ふしぎな現象や科学の疑問を、キャラがギャグを交えて解説してくれます。
マンガ感覚で読めるので、理科に苦手意識がある子でもスッと入れる。
読んだあとに「なんで?」「やってみたい!」が自然に出てくる一冊。

本にでてきたことをぜひ一緒にやってみてほしい!
おばけマンションシリーズ(むらいかよ/ポプラ社)
“ちょっと怖くて、ちょっと笑える”人気ロングセラー。
マンガ形式のページが多いので読みやすく、1冊完結なので達成感があります。
怖すぎないから寝る前でも安心。
登場するキャラがみんな魅力的!

50巻まであるので、ハマったら“最強の読書習慣”が身につくシリーズです
キダマッチ先生!シリーズ(今井恭子/BL出版)
ちょっと不思議で、ちょっと優しい。心がじんわり温まる作品。
「キダマッチ先生」というカエルのお医者さんが、森の患者たちに寄り添うストーリー。
ユーモアの中に“生き方のヒント”が隠れていて、読後の余韻が残ります。
笑いながら、ちょっと考えさせられる。そんな“考えるきっかけ本”。

子どもだけでなく、私も大好きな作品です
科学漫画サバイバルシリーズ(ゴムドリco./朝日新聞出版)
世界の冒険や科学をテーマにしたマンガ形式の学習シリーズ。
とにかくテンポがよく、読むだけで“知識が勝手に増える”と評判。
アニメ化・映画化もされている人気作で、親世代もつい一緒に夢中に。
学びと冒険が同時に味わえる、理系キッズへの入り口にもぴったり!
小学校低学年から高学年まで幅広く楽しめます。

科学、生物、社会や歴史など様々なテーマがあるので、興味の湧きそうな一冊から選んでみてください◎
ミルキー杉山シリーズ(杉山亮/偕成社)
推理好きの子にぴったりの「なぞなぞ推理」シリーズ。
読みながら一緒に考えるスタイルだから、読解力アップにもつながる。
1話ごとに謎が完結するので飽きずに続けられるのも魅力。
文章が短く、イラストも多いので“本デビュー”の子にもおすすめ。
まとめ:本嫌いな子ほど、ハマる本がある
読書って、“好きなジャンルに出会えるか”がすべて。
今回紹介した8シリーズは、どれも「物語」「笑い」「発見」がぎゅっと詰まった名作ぞろい。
もしお子さんが本を避けているなら、まずは1冊だけでも手に取ってみてほしいです。
気づけば「つぎの巻も読みたい!」が聞けるかもしれません。